WordPressブログを始めたばかりの初心者の方でも最低限入れておきたいプラグインがありますので、本記事でお伝えします。
本記事の内容
- ワードプレスのプラグインって何?
- ワードプレスのおすすめプラグイン10個の詳細
- ワードプレスのテーマによって不必要なプラグインもある
- プラグインの追加方法と有効化手順
目次を流し読み
ワードプレスのプラグインって何?
WordPressの公式サイトプラグインの追加ページにこう書いてあります。
プラグインとは、WordPress.com の既存のサイトやブログに機能を追加するためにインストールできる数片のコードです。
https://ja.support.wordpress.com/plugins/adding-plugins/
ワードプレスでブログを始める初心者のかたは「プラグインって何?」って思うかもしれませんよね。
わかりやすく例えると、
賃貸住宅で言えば、家は借りたけど「ベッドやテレビなど」生活する上で必要なアイテムって感じで覚えてくれれば良いです。
スマホで言えば、アプリをインストールする感じ。
このページでも使っているプラグインと言えば「目次」を表示させてるTable of Contents Plus(TOC+)など、自分のブログを見やすく表示させたり、検索順位を上げたり(SEO対策)するツールなどと思っていただくとわかりやすいと思います。
ワードプレスの必要最低限:おすすめプラグインの紹介
ワードプレスをインストールした後に、ブログサイトを運用するために入れておくと役立つプラグインは6つ
- ALL in One SEO Pack
- Google XML Sitemaps
- BackWPup
- TinyMCE Advanced
- Classic Editor
- Table of Contents Plus
セキュリティー対策として必要なプラグインは2つ
- SiteGuard WP Plugin
- Akismet
その他プラグインとして
- WP Multibyte Patch
- Contact Form7
合計10個のプラグインの説明をします。
ALL in One SEO Pack
SEO対策の最適化を図るのであれば必須のプラグインです。
テーマによって互換性が悪くなる可能性もありますが基本インストールすることをおすすめします。
ALL in One SEO Pack推奨テーマ
- STINGER(スティンガー)
- THE THOR(ザ・トール)
- SANGO(サンゴ)
上記3点のテーマで運用をするのであれば、ALL in One SEO Packをインストールすると恩恵を受けることができます。
- グーグルアナリティクス
- サーチコンソール
などの設定も上のプラグインから簡単に設定できるのでおすすめです。
ALL in One SEO Pack非推奨テーマ
その一方で、逆にALL in One SEO Packをインストールすると互換性が悪くなるテーマがあります。
- AFFINGER5WING(アフィンガー)
- COCOON(コークン)
- JIN(ジン)
他のテーマも探せば出てくると思いますが、上の3点はALL in One SEO Packと同じ機能が元々備わってますのでインストールしないことです。
逆に、インストールをして有効化すると動作が干渉しサイトのスピードが遅くなったり「ディスクリプションが正しく表示されなくなる」といったケースもあります。
Google XML Sitemaps
サイトマップの自動送信させるプラグインです。
「サイトマップって何?」と聞かれそうなので簡単に言うと「地図」になります。
グーグルに地図を送ることで「このサイトはこのような設計図ですよ」ってことを通知するプラグインと思っていただけばいいですね。
ONにした後はウェブマスタツールでサイトマップを送信することでクロールがサイトを巡回してくれます。細かい設定はバズ部さんの【Google XML Sitemapsの設定方法】を見ていただくとわかりやすいです。
BackWPup
ワードプレスのデータをバックアップするプラグイン。
基本サーバー上にデータは残ってますが、万が一に備えて入れておくべきです。初期設定は少し面倒ですが一度、設定をすれば後は放置でOK。
詳しくはバズ部さんの【BackWPUpで確実にWordPressのバックアップを取る方法】を参考にすると非常にわかりやすいです。
TinyMCE Advanced
次に説明するClassic Editorとセットで使うと便利なプラグインで、ブログ作成時に使いたい投稿機能(ビジュアルエディタ)を表示させます。
ワードプレスはデフォルトの状態では、次のような操作ができませんからインストールすることで、見せるブログサイトを作ることができます。
- 表の挿入や編集
- YouTubeなどのコード挿入
- 画像の余白の挿入
こちらの使い方もバズ部さんの【TinyMCE Advancedの設定方法と使い方】を参照にしてみると無駄な設定が省略できます。
Classic Editor
WordPress5.0から新しく追加されたエディターです。
新投稿画面(Gutenberg)がかなり不評で旧エディター(投稿画面)に戻すためのプラグインです。
インストールすることで従来の旧エディターが使えるのでブログもサクサク書けるようになります。
Table of Contents Plus
目次を表示させるためのプラグインです。
目次を「表示させる・させない」で賛否両論あります。
推奨派ではない方たちは「目次せいでサイトが長くなる」などの意見もありますが、折りたためるのでとりあえず入れてOKだと思います。
投稿画面にタグを入れるだけで次のように表示されます。
初期設定で目次を折りたためば、そこまで目立たないです。
その他:あると便利なプラグイン
個人的にあると「おすすめ・助かるよ」といったプラグインの紹介です。
必要であればインストールしてみましょう。
SiteGuard WP Plugin
ワードプレスログイン時に2段階認証するためのプラグイン。
以前、ハッカーに侵入された経験があるので、僕的には必須のプラグインです。
もちろん、このプラグインをインストールしてからハッカーからの攻撃は受けてませんよ。
機能や使い方はシンプルで、ワードプレスログインパスワードの下に日本語を打ち込む欄が表示されます。
ランダムで攻撃してくるハッカー対策には有利だと思います。実際にハッカーに攻撃されたときは焦りました(;^ω^)
まぁハッカーの入られた理由は、サーバーパスワードを初期設定(8文字)から変更してなかったのが原因です。
こまめに、ドメインやサーバーパスワードを変更できる人であれば不要かもしれません。
Akismet Anti-Spam
Akismet Anti-Spamはコメント欄を表示してあるのであれば入れてきたいプラグイン。
コメント欄でユーザーとメッセージのやり取りをするのであれば、スパムコメントがかなり入ってくるので、それらを未然に防いでくれます。ってことは、コメントを受け付けてないサイトであれば不要です。
また、アフィリエイトブログサイトであれば、ASP担当者からコメントが入ったりすることもありますので、インストールしておくことをおすすめします。
WP Multibyte Patch
WordPress5.0から標準プラグインから消えてしまってますが、とりあえずインストールしましょう。
ワードプレスを日本語で運用するのに必要なツールです。とりあえず、インストールして設定しておけば、文字化けやファイルのアップロードなどので不具合が防げます。
番外編テーマ:Contact Form7
コンタクトフォームは「お問い合わせ」などの設置できるプラグインです。
簡単に問い合わせフォームを設置できるのでサイト運営でコメントなどのメッセージを受け付けたい方はインストールしましょう。僕は運営サイトによって使い分けています。
ワードプレスのテーマによって不必要なプラグインもある
WordPressで使用するテーマによってはインストールする必要のないプラグインもあります。
プラグイン紹介の冒頭でも言いましたが、僕が使っているAFFINGER5(WING)ではALL in One SEO PACKは互換性が悪くなるので使わないようにしています。
なぜならば、同じ機能がアフィンガーには搭載されてるので、逆にインストールしても無意味になります。
そろそろ、、、
って聞かれそうですよね。
基本的に【実際に(使うテーマ名)+(プラグイン名)互換性】などで検索をするとサイト上に情報が転がってますので気になるプラグインがあれば調べましょう。
ワードプレス初期インストール時に入っているプラグインはどうすればいい?
2020年2月8日現在にワードプレスをインストールすると3つのプラグインが実装されています。
- Akismet Anti-Spam(アンチスパム)
- Hello Dolly
- TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
が入っています。(WordPress5.0から「WP Multibyte Patch」が削除されてます)
まず初めに、
- Hello Dolly
- TypeSquare Webfonts forエックスサーバー
この2点は削除(delete)してOK
TypeSquare Webfonts forエックスサーバーなどは、フォントを変更するのに使い勝手良い感じしますが、月間25,000PVのブログにしか対応できてません。
これからブログを書き続けるのであれば使わなくてもよいプラグインってことですね。
プラグインの追加方法と有効化手順
ここまでプラグインの紹介をしてきましたが、簡潔にまとめてみます。
- ALL in One SEO Pack【検索順位対策】
- Google XML Sitemaps【サイトマップ】
- BackWPup【バックアップ】
- TinyMCE Advanced【投稿機能】
- Classic Edito【旧エディター表示】
- Table of Contents Plus【目次表示】
- SiteGuard WP Plugin【バックアップ】
- Akismet【スパム対策】
- WP Multibyte Patch【文字化けなど不具合防止】
- Contact Form7【問い合わせフォーム】
紹介したプラグインは10個ですが、あなたが使うテーマによっては必要のないものもありますので、吟味して使ってインストールしましょう。
プラグインはどこにあるの?
プラグインをインストールするにはダッシュボード内「プラグイン」の項目をクリックします。
クリックをすると「プラグイン追加」ページになりますから、右側の検索窓にインストールしたいプラグイン名を入力します。
入力すると目的のプラグインが出てきますので、②の「今すぐインストール」をクリックしましょう。
クリックすると「インストール中」となりますので数秒待ち、その場で「有効化」をクリックするだけでインストール+有効化の完了です。
注意ポイント
何年も更新されていないプラグインなどはセキュリティホールになりますし、いろいろな部分でエラーを起こす可能性があるので評判の良いプラグインでも最終更新が半年以上空くものはインストールしないほうがいいでしょう。
ワードプレスおすすめプラグイン:まとめ
いかがでしたか?
プラグインもネットでググると「おすすめプラグイン50選」とかありますが、あんなにインストールしたらサイトが重くなり表示速度も落ちます。
表示速度落ちる=パフォーマンスの良いサイトではないということですので検索順位にも大きく影響してきますから、必要最低限にとどめましょう。
ワードプレスを使ってアフィリブログなどをやる程度なら、このページで紹介した10個くらいで十分です。
それでは!